排水ホースの不具合で水漏れがすることが多い

排水ホースは水垢や糸くずや埃など、汚れが付着しやすく定期的な洗浄と定期的な交換が推奨されています。
不具合が置きかけてたり汚れたままにしておくと水漏れだけでなく悪臭も発生することがあります。
排水ホースは、お子さまやペットの手が届く場所に設置されていることもあり、イタズラをされて水漏れを起こしてしまったり穴が空いてしまうケースもありますので注意が必要です。
まずは、汚れている場合には、排水ホースを取りはずして給水ホースと同様に塩素系の洗剤で洗浄しましょう。また、汚れが酷かったり劣化が進行している場合には、交換を一考してみることをオススメします。
取り外すときには、排水口近辺にゴミが溜まっていて排水ホース内に水が貯まっていて逆流しているケースもあるので、その場合排水ホースと接続されている部分のエルボというプラスチック製の蓋を外してから排水口を露出させてバケツなどで水受けをしてから、汚れをゴム手袋などで取り除いてください。そこでパイプ洗浄剤などの洗剤を使用すると手の届かないところの詰まりを取り除くことが可能です。
肌荒れが気になるときなど、刺激を抑えたい方には、重曹とお酢やクエン酸水でも代用することも可能です。
取り外したホースに亀裂などの損傷がある場合には、ホース自体を交換する必要があります。また、ホースに何の問題もないのに水漏れしている場合には、ホースが長すぎて排水がうまく行われていないケースや逆勾配になっている。あるいは、排水経路に何らかの不具合が起きているケースがありますので、適切な対処を行うことで簡単に水トラブルを解消することもできます。

排水ホースの交換時期

排水ホースの交換時期は、一般的には5年から10年程度とされています。しかし、交換時期は使用状況やホースの材質によって異なる場合がありますので、以下の要素を考慮して判断することが重要です。
●ホースの劣化や損傷
ホースに亀裂、ひび割れ、変形、ねじれ、腐食などの損傷が見られる場合は、交換が必要です。これらの状態があると、ホースが破損したり漏水の原因になる可能性が高くなります。
●水漏れの発生
排水ホースから水漏れが頻繁に発生する場合、ホース自体が劣化している可能性があります。特にホースの接続部分やフィッティング部分に漏れが起きる場合は、ホースの交換を検討しましょう。
●メンテナンス履歴
過去のメンテナンスや点検の記録を確認しましょう。ホースの寿命や交換時期は、定期的なメンテナンスの実施状況によっても影響を受けます。適切なメンテナンスが行われていない場合は、早めの交換を検討しましょう。
●メーカーの推奨
ホースを製造したメーカーが推奨する交換時期やメンテナンスサイクルを参考にすることも重要です。メーカーが推奨する期間に基づいて、交換の必要性を判断しましょう。

最も重要なことは、ホースの状態や漏水の頻度を定期的にチェックし、異常があれば早めに対処することです。定期的な点検やメンテナンスを行い、必要に応じて専門家に相談することもおすすめです。